悠長(読み)ユウチョウ

デジタル大辞泉 「悠長」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ちょう〔イウチヤウ〕【悠長】

[名・形動]動作態度などが落ち着いていて気の長いこと。また、そのさま。「悠長に構える」「悠長な話」
[派生]ゆうちょうさ[名]
[類語]悠然悠悠悠揚浩然どっしり気長伸び伸び伸びやかのどかのんびり屈託無い自然体心静か穏やか温和物静かおとなしやか安らか安穏のんどり

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精選版 日本国語大辞典 「悠長」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ちょうイウチャウ【悠長・優長】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 落ち着いていて気の長いこと。のんびりしてあわてないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「エエゆふちゃうな人にせわをやかす事じゃないわい」(出典:浄瑠璃・生玉心中(1715か)下)

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普及版 字通 「悠長」の読み・字形・画数・意味

【悠長】ゆうちよう(いうちやう)

はるかに遠い。漢・武〔詩四首、四〕詩 山中州つ 相ひ去ること、悠(はる)かにして且つ長し 嘉會、兩(ふたた)びはし 樂(くわんらく)、殊に未だ央(つ)きず

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