角水(読み)スミズ

デジタル大辞泉 「角水」の意味・読み・例文・類語

す‐みず〔‐みづ〕【角水】

大工道具の一。水平度を測る器具水盛みずもり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「角水」の意味・読み・例文・類語

す‐みず‥みづ【角水】

  1. 〘 名詞 〙 大工道具の一つ。細長い材に溝をほり、そこに水を入れて土台面などに置いて水平度を計るもの。水盛(みずもり)。水ばかり。〔日葡辞書(1603‐04)〕

かくすい【角水】

  1. 狂言和泉流鷺流。婿を志願する三人の男が長者の出した歌題「かくすい」をいずれも巧みによむが、長者の娘に会い、その顔の醜さに三人とも驚いて逃げ去る。かくすいむこ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android