技量(読み)ギリョウ

デジタル大辞泉 「技量」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐りょう〔‐リヤウ〕【技量/技×倆/×倆】

ある物事を行う能力腕前。手並み。「すぐれた―の持ち主」
[類語]技術技能技巧テクニック技法手法技芸うで腕前わざ能力力量才能才覚文才才気手筋手際手腕手並み

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精選版 日本国語大辞典 「技量」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐りょう‥リャウ【技量・伎量・伎倆】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 物事を行なったり扱ったりするうでまえ。手なみ。手腕(しゅわん)
    1. [初出の実例]「我平生以文章は曹植なんどに同く思たが、衰老して技倆も尽て今可咲ぞ」(出典四河入海(17C前)一七)
    2. [その他の文献]〔旧唐書‐司空図伝〕
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 強くてたくましいさま。強健。
    1. [初出の実例]「御洗尼公被来、献小盃了。八十余歳人也。義量義量」(出典:経覚私要鈔‐享徳二年(1453)四月二二日)
    2. 「イママデワ サモ guiriǒni(ギリャウニ) シテ、カイガイシク、イカニモ ツヨキ ナンシノ ヨソヲイヲ」(出典:サントスの御作業の内抜書(1591)二)

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