鳥居枠(読み)トリイワク

デジタル大辞泉 「鳥居枠」の意味・読み・例文・類語

とりい‐わく〔とりゐ‐〕【鳥居枠】

頭部を切り去った角錐形の木枠。中に石を詰めて防水工事に用いる。
支柱一種両脚の頭部に横木を渡したもの。坑道などの支えに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「鳥居枠」の意味・読み・例文・類語

とりい‐わくとりゐ‥【鳥居枠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 頭部を切りさった角錐形の木枠。中に石材を詰めて、水防工事に用いる。弁慶枠。
    1. [初出の実例]「鳥居枠、内法 高四尺三寸、〈略〉下横八尺弐寸」(出典:堤防橋梁積方大概(1871)(古事類苑・政治九五))
  3. 支柱の一種。両脚の頭部に一本の梁(はり)を渡したもの。坑内などで用いる。

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