要因(読み)ヨウイン

デジタル大辞泉 「要因」の意味・読み・例文・類語

よう‐いん〔エウ‐〕【要因】

物事がそうなった主要な原因。「事件要因を探る」
[類語]素因原因もとたね起こりきっかけいん因由真因一因導因誘因理由事由じゆうわけ近因遠因せい起因する基づく発する根差す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「要因」の意味・読み・例文・類語

よう‐いんエウ‥【要因】

  1. 〘 名詞 〙 事物・事件が成立または発現するときに、直接にその原因または条件となる要素。物事の成立に必要な原因。〔改訂増補哲学字彙(1884)〕
    1. [初出の実例]「私たち二人を、親しくさせた直接の要因である」(出典:男鹿(1964)〈田村泰次郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android