補剛桁(読み)ほごうけた

世界大百科事典(旧版)内の補剛桁の言及

【つり橋】より

…近代的なつり橋の元祖といえるものを初めて建設したのはアメリカのフィンリーJames Finley(1762‐1828)で,1801年完成のジェーコブズ・クリーク橋は剛性のある橋桁を備えていた。この桁はつり橋に剛性を与えるとともに作用荷重を分布させる働きをもち,補剛桁と呼ばれる。18世紀半ばから19世紀前半にかけ,錬鉄の生産が軌道にのったイギリスでは,錬鉄製チェーンケーブルのつり橋が次々と作られた。…

※「補剛桁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android