群居(読み)グンキョ

デジタル大辞泉 「群居」の意味・読み・例文・類語

ぐん‐きょ【群居】

[名](スル)群れをなしていること。また、群がり住むこと。「ウミウ群居する島」

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精選版 日本国語大辞典 「群居」の意味・読み・例文・類語

ぐん‐きょ【群居】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 大勢がむらがっていること。むらがり住むこと。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「妻妾家に群居して家内よく熟和するものは古今未だ其例を聞かず」(出典:学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉八)
    2. [その他の文献]〔論語‐衛霊公〕
  3. ぐんせい(群生)

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普及版 字通 「群居」の読み・字形・画数・意味

【群居】ぐんきよ

大勢の人が住む。また、同座する。〔礼記、曲礼上〕群居五人なるときは、則ち長必ず席を異にす。

字通「群」の項目を見る

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