( 1 )織豊時代(一五七四‐九八)に南蛮貿易により渡来したが、元来灰汁を麦粉で固めたものを意味した。
( 2 )江戸時代には、挙例の「物類品隲」が示すように、スペイン語あるいはポルトガル語由来の「シャボン」が常用語として使用されていた。
( 3 )明治初期頃になると、漢語重視の風潮によって「石鹸」という表記が多用されるようになったが、シャボンと振り仮名が付されるのが普通であった。明治時代後半以降になって、漢字表記に基づく「セッケン」にとってかわられた。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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