出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
鹿児島県大島郡,沖永良部(おきのえらぶ)島西半を占める町。人口6806(2010)。隆起サンゴ礁からなる段丘状の地形で,町中央部にある島の最高峰大山(240m)を中心にカルスト地形が発達し,環状のドリーネや無数の鍾乳洞がある。地下水が湧く旧期と新期の隆起サンゴ礁の境界線付近に集落が輪状に形成されている。亜熱帯樹林が繁茂する大山周辺以外は比較的平たん面が広く,サトウキビ,エラブユリ,フリージア,アマリリス,野菜などの畑地となっている。畜産も活発である。奄美群島国定公園の一部で,全長2200mにおよぶ日本有数の鍾乳洞昇竜洞をはじめ水連洞などの数多くの鍾乳洞,住吉海岸,屋子母(やこも)海岸,高さ40mの大絶壁がそそり立つ田皆(たみな)岬など景勝地が多い。田皆岬付近からトラバーチン(石灰岩の一種)が採掘される。
執筆者:赤池 享一
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化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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