広島県西部,安芸郡の町。1956年海田市,東海田2町が合体,海田町となる。人口2万8475(2010)。広島市の南に接し,広島湾の支湾海田湾に注ぐ瀬野川下流の沖積地を占める。中心地の海田市は,古くからの山陽道の宿場町で,江戸時代には御茶屋,脇本陣が設けられていた。現在も宿場町の面影を残し,JR山陽本線と呉線,国道2号線と31号線が分岐する交通の要衝である。海田の地名が示すように干拓地で,水田やハス田が多かったが,人口増加とともに住宅地や工場用地に転用されている。近郊野菜の栽培,輸送用機械,食料品の生産が盛んで,広島市への通勤者も増えている。第2次世界大戦中軍用地として埋め立てられた海田湾岸は,戦後,工場用地に利用され,一部は自衛隊用地になっている。
執筆者:清水 康厚
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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