寺男(読み)テラオトコ

精選版 日本国語大辞典 「寺男」の意味・読み・例文・類語

てら‐おとこ‥をとこ【寺男】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 寺院にやとわれて、雑役をする下男。寺奴
    1. [初出の実例]「にげ尻てかいばくわせる寺おとこ」(出典:雑俳・柳多留‐五(1770))
  3. 僧侶仏門にはいり寺で修行する人。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android