奏上(読み)ソウジョウ

デジタル大辞泉 「奏上」の意味・読み・例文・類語

そう‐じょう〔‐ジヤウ〕【奏上】

[名](スル)天子に申し上げること。上奏

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精選版 日本国語大辞典 「奏上」の意味・読み・例文・類語

そう‐じょう‥ジャウ【奏上】

  1. 〘 名詞 〙 天子に申し上げること。上奏。
    1. [初出の実例]「具条部内寺家便宜并財物、附使奏上、待後進止」(出典家伝(760頃)下)
    2. 「長い語にして奏上したらばよからうぞ」(出典:百丈清規抄(1462)四)
    3. [その他の文献]〔漢書‐蕭何伝〕

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普及版 字通 「奏上」の読み・字形・画数・意味

【奏上】そうじよう

上奏する。

字通「奏」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の奏上の言及

【奏】より

…天皇に政治上のことで勅裁を仰ぐために,口頭または文書で上申すること。その行為を奏上,上奏,奏聞などといい,内密に奏することを内奏,密奏という。密奏は奏状を密封して奏する場合もある。…

※「奏上」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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