名徳(読み)メイトク

デジタル大辞泉 「名徳」の意味・読み・例文・類語

めい‐とく【名徳】

名声があり徳が高いこと。また、その人。多く、僧侶についていう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「名徳」の意味・読み・例文・類語

めい‐とく【名徳】

  1. 〘 名詞 〙 名声が高く徳行のあること。また、その人。多く、僧侶の尊称として用いる。
    1. [初出の実例]「然則、早尋名徳、速遂志」(出典性霊集‐五(835頃)請福州観察使入京啓)
    2. [その他の文献]〔晉書‐庾冰伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「名徳」の読み・字形・画数・意味

【名徳】めいとく

名声と徳望。梁・任〔王文憲(倹)集の序〕(いみな)は儉、~其の先は秦より宋に至る。國家諜(かてふ)に、詳らかなり。晉の中興以來、六世の名冠冕(くわんべん)なり。

字通「名」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android