初年（読み）ショネン

デジタル大辞泉 「初年」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ねん【初年】

１ 物事の初めの1年。第1年。
２ ある年代の初めのころ。「明治の初年」

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精選版 日本国語大辞典 「初年」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ねん【初年】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① ある物事をやりはじめた年。第一年。
    1. [初出の実例]「京都の水菜(みづな)の種を他国にうゆるに初年(ショネン)にはいかにも京都の水菜なれども」(出典：授業編（1783）三)
  3. ② ある期間のはじめのころ。〔延喜式（927）〕
    1. [初出の実例]「明治の初年に〈略〉月給十五円の腰弁当を拝命して」(出典：半日（1909）〈森鴎外〉)
  4. ③ 子が生まれてから初めての誕生日までの間。
    1. [初出の実例]「男子の生れた家にては、初年(ショネン)の節句には、大抵、端午のお祝を行って男子の出世幸福を寿ぎ」(出典：東京年中行事（1911）〈若月紫蘭〉五月暦)

はつ‐とし【初年】

  1. 〘 名詞 〙 新しい年。新年。《 季語・新年 》
    1. [初出の実例]「連歌四季之詞〈略〉初春 初年 若年、改年」(出典：俳諧・毛吹草（1638）二)

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普及版 字通 「初年」の読み・字形・画数・意味

【初年】しよねん

春。

字通「初」の項目を見る。

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