八人(読み)ハチニン

デジタル大辞泉 「八人」の意味・読み・例文・類語

はち‐にん【八人】

8名の人。
《「火」の字を分解すると「八人」となるところから》のこと。八人童子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「八人」の意味・読み・例文・類語

はち‐にん【八人】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人数の八。また、その人々。八名。
    1. [初出の実例]「ヒメギミ モ fachinin(ハチニン) マデ ゴザッタ ガ」(出典:天草本平家(1592)一)
  3. ( 「火」の字を分解すれば八人となるところから ) 火の異称。八人童子。〔運歩色葉(1548)〕 〔酉陽雑爼‐壺史〕

や‐たり【八人】

  1. 〘 名詞 〙 人の数八つ。はちにん。
    1. [初出の実例]「むかしの仏のやたりの王じ」(出典:今鏡(1170)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android