争訟(読み)ソウショウ

デジタル大辞泉 「争訟」の意味・読み・例文・類語

そう‐しょう〔サウ‐〕【争訟】

訴訟を起こして争うこと。また、その事件

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精選版 日本国語大辞典 「争訟」の意味・読み・例文・類語

そう‐しょうサウ‥【争訟・諍訟】

  1. 〘 名詞 〙 訴訟を起こして争うこと。また、その事件。現在では、法律関係の存在や形成に関する当事者間の争い。また、これを公の機関裁断・解決する手続き。訴訟より広い意味に用いられる。
    1. [初出の実例]「因作諍訟、諠擾国郡」(出典続日本紀‐霊亀二年(716)五月庚寅)
    2. 「食不足ときは士は貪り民は盗す。争訟(ソウセウ)やまず、刑罰たえず」(出典:集義和書(1676頃)一三)
    3. [その他の文献]〔魏書‐辛雄伝〕

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普及版 字通 「争訟」の読み・字形・画数・意味

【争訟】そうしよう

訴訟。

字通「争」の項目を見る

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