不滅(読み)フメツ

デジタル大辞泉 「不滅」の意味・読み・例文・類語

ふ‐めつ【不滅】

[名・形動]ほろびないこと。永久になくならないこと。また、そのさま。「永遠不滅な(の)名著」「霊魂不滅
[類語]不朽永久永遠とわ永世常しえ常しなえ恒久悠久悠遠長久経常不変常磐永劫永代久遠無限無窮万代不易万世不易万古不易千古不易

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精選版 日本国語大辞典 「不滅」の意味・読み・例文・類語

ふ‐めつ【不滅】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ほろびないこと。永久になくならないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「死の生にならざる、法輪のさだまれる仏転なり、このゆゑに不滅といふ」(出典:正法眼蔵(1231‐53)現成公安)
    2. 「春みじかし何に不滅の命ぞとちからある乳を手にさぐらせぬ」(出典:みだれ髪(1901)〈与謝野晶子〉春思)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐馮衍伝〕

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デジタル大辞泉プラス 「不滅」の解説

不滅

デンマークの作曲家カール・ニールセン交響曲第4番(1915-1916)。原題《Det Uudslukkelige》。『滅ぼしえぬもの』とも呼ばれる。ニールセンの代表作一つとして知られる。

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普及版 字通 「不滅」の読み・字形・画数・意味

【不滅】ふめつ

不朽。

字通「不」の項目を見る

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