翻訳|Leo
ローマ帝国東帝。在位457-474年。ギリシア名レオンLeōn。トラキア出身の将校で,457年アスパルにより東帝位に擁立された。治世当初はアスパルの勢力が絶大であったが,レオ帝はまず466年アスパルの息子アルダブリウスのオリエンス軍司令官職解任に成功。その後,イサウリア人将校タラシコディッサ(のちのゼノン帝)を娘アリアドネの婿として重用し,東ゴートを勢力基盤とするアスパルに対抗して,主としてイサウリア人から成る新規の近衛軍を編制した。471年ついにアスパル,アルダブリウス父子を宮廷で暗殺し,これに怒ったテオドリック・ストラボ麾下(きか)の東ゴートとは,473年貢納金支払いとストラボへの近衛軍司令官職授与で和解した。帝国西部に対しても積極策をとり,467年にアンテミウスを,473年にはネポスを西帝位に推戴。しかしリキメルの援助要請にこたえて計画した468年の対バンダル大遠征はみじめな失敗に終わり,財政を窮乏化させた。
執筆者:後藤 篤子
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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