マイクロカーネル(読み)まいくろかーねる

デジタル大辞泉 「マイクロカーネル」の意味・読み・例文・類語

マイクロカーネル(microkernel)

オペレーティングシステムの中核部であるカーネルに、特に汎用性の高い基本機能だけをもたせて小型化したもの。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「マイクロカーネル」の解説

マイクロカーネル

メモリー管理プロセス、スレッド管理など、必要最小限の機能だけをそなえたカーネル。従来のカーネルにはファイル管理、仮想記憶管理などのさまざまな機能が集められていたが、必要最小限の機能以外をカーネルから独立させることで、カーネル自体のサイズを小さくし、処理の高速化を可能にした。マイクロカーネルの概念を取り入れたものに、Machなどがある。

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