フォントノア(英語表記)Fontenoy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フォントノア」の意味・わかりやすい解説

フォントノア
Fontenoy

ベルギー南西部,エノー州のフランス国境に近い小村。トゥルネー南東約 10kmに位置する。 1745年5月 11日,オーストリア継承戦争でトゥルネーの重要な要塞を守るモリス・ド・サクス配下のフランス軍と,オーストリアオランダに支援され攻撃するカンバーランド公オーガスタス配下のイギリス,ハノーバー軍が戦闘を交えた地。フランス軍が勝利を得たが双方 7000余の犠牲者を出した。人口約 600。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android