シンプロン

精選版 日本国語大辞典 「シンプロン」の意味・読み・例文・類語

シンプロン

  1. ( Simplon )
  2. [ 一 ] スイス南部、イタリアとの国境の近くにあるアルプス山中の峠。ローヌ河谷とポー川水系に属するトーチェ川の谷とを結ぶ。標高二〇〇五メートル。
  3. [ 二 ] [ 一 ]の北東側にある鉄道トンネル。スイス・イタリア国境のレオーヌ山の山腹を貫く。第一トンネルは一九〇六年開通。全長一九八〇一メートル。第二トンネルは一九二二年開通。全長一九八二四メートル。スイスのベルンローザンヌとイタリアのミラノを連絡する国際幹線の一部。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android