サリュソホーン

百科事典マイペディア 「サリュソホーン」の意味・わかりやすい解説

サリュソホーン

フランスの軍楽隊長W.サリュスが1856年に考案したダブルリード管楽器。金属製であるが,オーボエ系列として木管楽器分類。高音楽器から低音楽器まで各種作られたが,中音以上のものは広く普及せずに終わった。コントラバスのハ,変ホ,変ロは現在も使われ,コントラファゴットよりも演奏しやすい。→リード
→関連項目オーボエ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android