翻訳|clinker
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
溶融または部分的に溶融あるいは半溶融状態になった塊で、焼塊(しょうかい)ともいう。たとえば次のようである。
(1)燃料の燃焼によって窯の中に残った灰の一部。灰の中にフラックスflux(他の物質に混合すると、そのものの融点を下げる物質。融剤または媒溶剤ということもある)が多いと、灰が受ける温度以下で融点に達し、その結果溶け始め、窯の火格子や壁面に融着する。
(2)石灰石と粘土との混合物を溶け始める温度で焼成して得られる塊。この型のクリンカーを微粉砕すると、ポルトランドセメントのような水硬性セメントが得られる。
(3)多孔性のものと区別して、高度に溶化した状態のれんがまたはタイル。
(4)焼成中に偶然に過焼されて部分的に溶融状態になり、変形したれんがなど。れんがの場合は過焼れんがと称する。
[素木洋一]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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