翻訳|Oxford
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イギリス,イングランド中部,オックスフォードシャーの州都で大学都市。地名は〈牛の渡渉点〉の意。人口14万3016(2001)。石灰岩の丘陵に囲まれた盆地にあり,テムズ川上流部(アイシス川)とチャーウェル川の間の段丘上に位置する。イギリスの学術の中心であると同時に,商業や出版・印刷,自動車,鉄鋼などの工業も発達する。テムズ川上流域の交易中心地として,912年に初めて《アングロ・サクソン年代記》に登場するが,その後しばしばデーン人の侵入を受けた。町の本格的な発展はオックスフォード大学の最初の学寮が設置された1249年以降であり,商工業機能が衰退する一方で,大学都市としての整備が進んだ。イギリス革命中は王党派の拠点ともなったが,20世紀に入ってから郊外に学寮・工業地区が形成されて人口が急増した。市内には大学の学寮のほか,11世紀のセント・ミカエル教会,ボドレーアン図書館(1602),C.レン設計のシェルドニアン劇場(1669),さらに芸術・考古学の収集品が多いアシュモリアン美術館(1683)など,大学と関係した歴史的建築物が多い。
執筆者:長谷川 孝治
平織の変化した斜子(ななこ)織の綿織物。やや地厚で,表面に気孔が多く通気性がある。夏の服地に適するが,すき間があるため,切ったあとほつれやすくやや縫いにくい。柔軟でざっくりした風合いが特徴。夏の男物シャツや女物スーツ,スカート,子ども服など,スポーティでかっちりした服に適し,スポーツウェアなどにも広く利用されている。19世紀の終りにイギリスの紡績会社がオックスフォード,ケンブリッジ,イェール,ハーバードの各大学の名をつけたシャツ地を売り出したが,現在まで残るのはオックスフォードのみといわれている。ちなみに,オックスフォード・シューズは,紐つきの短靴をいい,17世紀の初めにオックスフォード大学で広く履かれていたところから名づけられた。
執筆者:船戸 道子
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化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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