アルザスロレーヌ(英語表記)Alsace-Lorraine

翻訳|Alsace-Lorraine

デジタル大辞泉 「アルザスロレーヌ」の意味・読み・例文・類語

アルザス‐ロレーヌ(Alsace-Lorraine)

フランス北東部、グラン‐エスト地方のうちドイツ系住民が多いバ‐ラン県・オー‐ラン県(旧アルザス地方)とモーゼル県(旧ロレーヌ地方)をまとめた呼び名。鉄鉱石を産する。仏独間の歴史的係争地で、第二次大戦後はフランス領。ドイツ名エルザス‐ロートリンゲン

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精選版 日本国語大辞典 「アルザスロレーヌ」の意味・読み・例文・類語

アルザス‐ロレーヌ

  1. ( [フランス語] Alsace-Lorraine ) フランス東部、ライン川西岸の地域。ヨーロッパ第一の鉄の産地として、中世以来、ドイツ、フランス両国の係争の地。はじめフランス領。普仏戦争の結果、大部分がドイツ領となったが、第一次大戦でフランスに返還された。ドイツ名エルザス‐ロートリンゲン(Elsaß- Lothringen)。

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